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ブルーノ・ムナーリ|機械の制作から絵本の出版まで手がけた美術家

ブルーノ・ムナーリ 人物紹介
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ブルーノ・ムナーリのプロフィール

ブルーノ・ムナーリ

出典:Wikipedia

名前 ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari)
国籍 イタリア
生誕 1907年10月24日
死没 1998年9月30日(90歳)

ブルーノ・ムナーリってどんな人?

幼少期をイタリアのバディーア・ポレージネで過ごし、18歳のときにミラノへと移ったブルーノは、機械化が進んだことで実現した近代社会を称える未来派に出会いました。

未来派は絵画だけではなく、印刷物や建築、ファッションと絵画にとどまらず分野を広げていたこともあり、ブルーノは「表現において絵画だけにこだわる必要はない」と考えるようになりました。後に未来派は、独裁的かつ国家的な思想が特徴のファシズムに気に入られたことから、ブルーノは未来派を脱退します。しかし、表現方法に拘らない思考はこの期間で形成されたと言えます。

ブルーノは日本との関わりが深かったことでも知られています。美術評論家の瀧口修造は、もともとブルーノへの関心が高く、高く評価していた1人です。
交流も頻繁にしており、ブルーノが日本で個展を開催する際にも支援を行いました。他にも、日本で行われた世界デザイン会議にムナーリの存在を知った福田繁雄は、ブルーノと交友を深めたのちにブルーノの展覧会では図録や印刷物のデザインを担当することもありました。

美術家にとどまらず、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、絵本作家など幅広く活動していたブルーノは大学での講義、デザインに関する本の出版、こどもを対象とした造形ワークショップの開催などを晩年まで精力的に行い後世のために尽力しました。

ブルーノ・ムナーリの作風と代表作品

ブルーノ・ムナーリの作風

工業化社会を善として受けいれる未来派と、様式・方法に捉われない具体芸術の影響を受けたブルーノは身の回りにある機械や自然、モノに対して常に好奇心を持ち続けていました。そして、好奇心から発見した新しい表現や、モノの使い方などを活かした作品を発表し続けました。

ブルーノ・ムナーリの代表シリーズ

「役に立たない機械」シリーズ

役に立たない機械

出典:AXIS

ブルーノが未来派に属していた時期に、発表された「役に立たない機械」シリーズはモビールアート作品と呼ばれています。
モビールアートは、デンマークでは昔から室内の飾り付けとして使われていたもので自然現象や機械によって動きを持つ作品を言います。
機械による発展を称える未来派でありながらも、鑑賞する以外の使い道がなく「役に立たない機械」を作ったことはブルーノのユーモアを感じることができます。

「ネガティブ・ポジティブ(陰と陽)」

陰と陽

出典:Casa

具体芸術運動期に発表した「ネガティブ・ポジティブ(陰と陽)」シリーズは、シンプルな図形と色を用いた構成で、鑑賞者の見方によって色が前後に出たり入ったりするように見えることを意図して制作されました。

「ネガティブ・ポジティブ(陰と陽)」は、使われている色が少ないだけに、お互いの色のバランスが崩れてしまうと作品として成立しませんが、ブルーノは色と濃度、キャンバスの大きさなどを考慮した上で名前にふさわしい作品を作り上げました。

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優れたデザイナーに贈られるコンパッソ・ドーロ賞を3度、受賞したブルーノによる企画の進め方・やり方について深く知ることができる一冊です。実際に事例を基にして、アクセサリーや車、本といった身近なものを対象にしているので、読みながらイメージができます。

問題発見から問題解決に導くまでのアプローチ、企画設計で使える便利なデッサンの方法まで詳細に説明されていますので、「企画」に携わる人すべてにとって参考書として使えます。

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