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ルーベンス|アントワープに名を遺したデキる男

ルーベンス 人物紹介
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ルーベンスのプロフィール

ルーベンス

名前 ピーテル・パウル・ルーベンス
国籍 ベルギー
生誕 1577年6月28日
死没 1640年5月30日(62歳)

ルーベンスってどんな人?

ドイツのジーゲンに生まれて、ベルギーのアントウェルペンに生まれたルーベンスは、絵を修行したのちにイタリアに滞在し更に腕を磨きました。
イタリアで過ごすなかで触れたイタリアの美術、ローマ時代の彫刻はルーベンスの活動に大きな影響を与えました。

イタリアでの生活を終えたあとはアントウェルペンにもどり王族や貴族に仕える宮廷画家として活躍しました。32歳の時には、自宅に工房を構えて、アシスタントを使って分業で作品制作をすることで2000点を超える作品を生み出し経営者としての手腕も発揮しました。

ルーベンスの才能は画家や経営者としてだけではなく外交官、美術収集家としても名高く地位が高いことから「王たちの画家にして画家たちの王」の異名がつけられました。

晩年を、アントウェルペンで過ごしたルーベンスは心不全により生涯を終えました。

ルーベンスの作風と代表作品

ルーベンスの作風

ルーベンスの作風は実に多種多様で歴史画、肖像画、風景画などジャンルにこだわりなく描きました。
大胆な色使いや動きが大きいのが特徴であるバロック様式での描写を得意としたルーベンスは制作時は、油彩での表現が多く支持体には、板を使うことが多くありましたが経年変化の恐れがある場合には石板を支持体として使うこともありました。

クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像

クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像ルーベンスの愛娘であるクララを描いたこの肖像画は、父であるルーベンスに向けた眼差しが印象的です。この作品は商品として描いたものではなく、あくまでもルーベンス自身のために描かれた作品とされており、作品の下部ではラフな仕上がりになっていることがみてとれます。

ルーベンスが描く肖像画の対象のほとんどは君主や貴族、王族などでしたが家族や親戚を描いた肖像画は血の繋がった者同士だからこそ表現できる独特の柔らかさや表情にあふれています。

キリストの降架

キリスト降架アニメ「フランダースの犬」で主人公ネロとパトラッシュが死ぬ直前に鑑賞した作品の1つとして有名な「キリストの降架」はルーベンスの故郷であるベルギーのアントワープ大聖堂にあります。

処刑後に、磔(はりつけ)から降ろされるキリストの右脇腹はローマ帝国の百卒長であるロンギヌスがキリストに確実な死を与えるために刺したためにできた傷跡です。

作品の左下にいるのはキリストの母親である聖母マリアで、息子の死を目前として悲しみにくれて青ざめる様子が描かれています。

作品中に描かれている登場人物から感じ取れる肉体美からでる緊張感には、古代ギリシア彫刻である「ラオコーン」が強く影響しています。

ルーベンスの関連書籍

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【著書説明】

19世紀ヨーロッパを代表する美術史家・歴史家・文化史家ブルクハルト。本書は、「最大の絵画的物語作者」ルーベンスの生涯を追い、その絵画の本質を神話画・肖像画・風景画など作品テーマに沿って解説する。鋭利な筆によって、ブルクハルトが理想として思い描いていた、「万能の人」としての巨匠の姿が浮き彫りにされる。カラー口絵のほか、図版多数。新訳。
出典元:Amazon

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